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日本海新聞に当社ブランド「沢田テント」が紹介されました
2021-10-25
地域×沢田テント=持続可能なまちづくり
TOMONARI アウトドア事業に参入 キャンプ用テント貸し出し
米子市と中国・上海を拠点にインバウンド総合サービスを展開するTOMONARIは、アフターコロナを見据え、アウトドア事業に参入した。第一弾として自社ブランドのキャンプ用テントを商品化し、宿泊施設やキャンプ場などへの貸し出しを進めている。
同社は新型コロナウイルス感染拡大の影響で主力のインバウンド事業が苦戦する中、新たに独自ルートを生かした地域貢献活動や販売事業を展開してきた。さらにコロナ後のインバウンド需要回復前に、インバウンドに人気のアウトドア事業への参入を決めた。アウトドア事業では、自社ブランド「沢田テント」を立ち上げ、キャンプ用テントを商品化。名称は水を連想する「沢」と田んぼの「田」を組み合わせて、漢字を使うことで海外に日本らしさを発信し、「キャンプ=鳥取県」の浸透を図る。
テントは丈夫な帆布生地を使用し、防火性に優れているのが特長。4人用と6人用があり、色は5種類を展開している。カーテン窓は三角と四角で大山と田んぼをイメージした。宿泊施設やキャンプ場への貸し出しが中心だが、希望があれば販売も行う。
ロイヤルホテル大山(伯耆町丸山)は10月16日、中庭に設置したテントを活用してアウトドア体験ができる宿泊プランを1日1組限定で始めた。営業部の田中弘子営業課長は「大山の魅力を生かせるホテルだからこその体験プラン。目的ツーリズムの一つとして売り出したい」と意気込む。
同社は今後、取り扱うキャンプ関連商品の幅を広げる意向。焦社長は「インバウンドが回復したら、旅行会社とも連携して台湾や中国でも販売したい」とアフターコロナを見据えている。(岡野耕次)